Webデザイナーという職業に興味を持つ方は多いです。
しかし、実際にどのような人がWebデザイナーに向いているのかは、なかなかわかりません。
結論からいうと、Webデザイナーに向いている人の特徴は以下のとおりです。
また、この記事ではほかにも、実際の体験談、必要なスキル、仕事の進め方などを詳しく解説します。
自身の適性を見極めるための参考にしてくださいね。
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体験談で解説!Webデザイナーに向いている人

筆者は現役プログラマーなのですが、元デザイナー志望でした。
結局のところ、Illustratorを使うよりも、プログラムを書いたほうが楽しかったし、向いていたのでプログラム方面に進んだ次第です笑
業務面でも、Webデザイナーの手伝いをしたり、その仕事ぶりを見ていたのですが、想像以上にコミュニケーション能力が求められます。
理由は三つほどあり、クライアント(または社内の設計者)からの要望で、リテイクを何度も繰り返すこと。
ほかには、どうしてもさまざまな部門の橋渡し役となるから。
また、プログラマーは無口でも大丈夫という暗黙の了解のようなものがあるのですが、Webデザイナーはそんな空気はあまりないからです笑
なので、コミュ力に自信がある人には、とくにWebデザイナーはおすすめといえます。
仮になかったとしても、技術さえあればまず間違いなく転職できるので、人と話すことが苦でなければ問題ないでしょう。
逆にいえば、人と話すことが苦なのであれば、フリーランスになるまえにちょっと壁がああるのであまりおすすめできません。
Webデザイナーに向いてる人の特徴

創造力とデザインセンスがある人
Webデザイナーは、クライアントの要望を形にする創造力が求められます。
新しいアイデアを生み出し、魅力的なデザインを作ることが必要です。
具体的には、クライアントの要望に応じて独自のデザインを提案する場面が多くあります。
創造力があることで、クライアントの期待を超えるデザインを提供できるでしょう。
美的感覚が優れている
Webデザイナーには、美的感覚も重要です。
美しいデザインを作るためには、色彩感覚やバランス感覚が必要です。
たとえば、色の組み合わせやレイアウトのバランスを考慮することで、見栄えの良いサイトを作成できます。
美的感覚が優れていることで、ユーザーに好印象を与えるデザインが可能です。
コミュニケーション能力が高い人
Webデザイナーは、クライアントとのコミュニケーションが欠かせません。
クライアントの要望を正確に理解し、それをデザインに反映することが求められます。
打ち合わせやプレゼンテーションでクライアントの意見を聞き、それをデザインに取り入れることが非常に多いです。
円滑なコミュニケーションができることで、クライアントとの信頼関係を築くことができます。
チームでの協力ができる
Webデザイナーは、他の職種の人々と協力してプロジェクトを進めることが多いです。
デザイナーだけでなく、プログラマーやマーケティング担当者との連携が求められます。
デザイン案をチームで共有し、意見を出し合いながら進める場面が多くあるでしょう。
チームでの協力ができることで、より良い成果を生み出すことが可能です。
Webデザイナーに必要なスキル

基本的なデザインツールの習熟
Webデザイナーにとって、Adobe製品の使用は基本的なスキルです。
PhotoshopやIllustratorは、デザイン作業に欠かせないツール。
画像編集やロゴ作成、レイアウトの設計などで頻繁に使用されます。
Adobe製品を使いこなすことで、デザインの幅が広がり、クオリティの高い作品を作成可能です。
その他デザインツールの活用
Adobe製品以外にも、様々なデザインツールを活用することが求められます。
たとえば、FigmaやSketchなどのプロトタイピングツールが挙げられます。
これらのツールは、迅速にデザインのモックアップ(デザインの外観やレイアウト)を作成するのに役立ちます。
多様なツールを使いこなすことで、デザイン作業の効率を高めることができます。
コーディングの知識
Webデザイナーには、基本的なコーディングの知識が求められます。
とくにHTMLとCSSの知識は必須です。
具体的には、Webページのレイアウトやスタイルを指定するためにHTMLとCSSを使用します。
これらの基本を理解することで、デザインが正確に実装されるようになるでしょう。
JavaScriptの基礎理解
Webデザイナーは、JavaScriptの基礎も理解しておくと役立ちます。
インタラクティブな要素を追加する際に、JavaScriptの知識が必要です。
アニメーションや動的なコンテンツを作成する際にJavaScriptを使用します。
ただ、必須ではないので、最初のうちはデザインツールに特化したほうがいいでしょう。
Webデザイナーとしての仕事の進め方

効率的なプロジェクト管理
Webデザイナーには、タイムマネジメントのスキルが重要です。
プロジェクトを効率的に進めるためには、時間の管理が欠かせません。
タスクの優先順位を決め、スケジュール通りに進行することが求められます。
マルチタスクになりがちなので、時間管理を厳しくすることにより、納期を守りながら質の高い仕事ができるでしょう。
ツールを活用した管理方法
プロジェクト管理には、専用のツールを活用することが効果的です。
TrelloやAsanaなどのタスク管理ツールが挙げられます。
これらのツールを使うことで、タスクの進捗状況を可視化し、効率的に管理することが可能です。
ツールを活用することで、プロジェクト全体をスムーズに進行できます。
クライアントの要望に応える方法

ヒアリングのポイント
Webデザイナーは、クライアントの要望を正確に把握しましょう。
ヒアリングでは、クライアントのニーズや期待を詳しく聞き取ることが求められます。
具体的には、目的やターゲット、デザインのイメージなどを具体的に質問。
効果的なヒアリングができることで、クライアントの要望に応じたデザインが提供できます。
ヒアリングのポイントについて、表にまとめました。
項目 | 質問例 |
---|---|
目的 | 「このプロジェクトの目的は何でしょう?」 |
ターゲット | 「ターゲットユーザーはどのような人たちですか?」 |
デザインのイメージ | 「希望するデザインのスタイルや色合いはありますか?」 |
機能の要件 | 「このサイトに必要な機能を教えてください」 |
参考サイト | 「参考にしているサイトやデザインはありますか?」 |
ブランドガイドライン | 「ブランドガイドラインや既存のロゴ、カラーなどの資料はありますか?」 |
納期 | 「プロジェクトの納期はいつでしょう」 |
予算 | 「予算の範囲を教えてください」 |
将来の更新予定 | 「将来的な更新や拡張の予定はありますか?」 |
その他の要望 | 「他に重要な要件や希望はあったら教えてください」 |
提案力を高めるコツ
クライアントに対して、魅力的な提案をすることもWebデザイナーの大事なお仕事です。
提案力を高めるためには、クライアントのビジネスや市場を理解し、それに基づいたデザイン案を出すことが求められます。
たとえば、競合分析を行い、差別化できるデザインを提案することが有効です。
提案力を高めることで、クライアントからの信頼を得ることができるでしょう。
Webデザイナーを目指すためのアドバイス

Webデザイナーを目指すためには、専門的な知識とスキルを効率的に習得することが重要です。
Webデザイナースクールのメリットは以下のとおりです。
- 体系的なカリキュラム: スクールでは、Webデザインに必要な基本から応用までを体系的に学ぶことができます。
- プロの講師からの指導: 実務経験豊富な講師から直接指導を受けることで、実践的なスキルを身につけることができます。
- 実践的なプロジェクト: 多くのスクールでは、実際のプロジェクトを通じて実践的な経験を積むことができます。
- ネットワーキングの機会: 同じ目標を持つ仲間と出会い、情報交換やコラボレーションができる機会が豊富です。
おすすめのデザインスクールも、表にまとめてみました。
ぜひ参考にしてくださいね。
スクール名 | 特徴 |
---|---|
デジタルハリウッド | デジタルハリウッドは、実務に即したカリキュラムが充実しており、幅広いデザインスキルを習得できます。 |
TECH CAMP | TECH CAMPは、短期間で集中して学べるコースがあり、実践的なプロジェクトを通じて即戦力となるスキルを身につけることができます。 |
インターネットアカデミー | インターネットアカデミーは、最新の技術とデザイントレンドに基づいたカリキュラムを提供しており、オンラインとオフラインの両方で学べます。 |
DMM WEBCAMP | DMM WEBCAMPは、未経験者向けのコースが充実しており、就職サポートも手厚いのが特徴です。 |
CodeCamp | CodeCampは、オンライン専門のスクールで、自分のペースで学習できるため、忙しい人にもおすすめです。 |
Webデザイナースクールに通うことで、効率的にスキルを習得し、実践的な経験を積むことができます。
これからWebデザイナーを目指す方は、ぜひ自分に合ったスクールを選んで学んでみてください。
まとめ
以上、Webデザイナーに向いている人の特徴を解説しました。
結論をまとめると、以下のとおりです。
ぜひこの記事を参考にして、Webデザイナーを目指す一歩を踏み出してくださいね。